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素晴らしい晴天と声援の中で!
平成22年7月7日発行

今年の運動会は、素晴らしい青空と皆様からのあつい声援の中で、どの子も力いっぱい頑張り、練習の成果を十分発揮することができました。運動会のテーマ「紅も白も100%全力で走りきれ!」のもと、精一杯やり遂げたという自信や満足感は、これからの学校生活の大きな支えになると同時に、大切な思い出として、一人一人の子どもの胸にしっかりと刻まれたことと思います。また、地域競技にも沢山の皆様にご参加いただき、大変有難うございました。大人も子どもも心を一つにして取り組んだ運動会は、地域でのすばらしい交流の場ともしていただく事ができました。
 ご声援をいただくとともに、ご参加いただきました保護者・地域の皆様に厚くお礼申し上げますとともに、今後とも本校へのご支援とご協力をお願い申し上げます。

何のために学ぶの!

 先日の運動会は、地域や保護者の皆様の温かな拍手の中で、子ども達一人一人にとって充実感や成就感でいっぱいの取り組みとする事ができました。あらためて、皆様に厚くお礼申し上げますとともに、今後一層、自ら主体的に学習に取り組み課題解決に励む「自ら学ぶ子」の育成を目指し、全教職員一丸となって子どもが輝く教育活動に取り組む所存です。
 ところで、この「学ぶ」という言葉についてですが、時代の変化や社会の進展とともに、その意味合いや必要性が徐々に変化してきました。自分自身の質的高まりや長い人生の基礎づくりという底流は変わりませんが、かつてはその上部に、社会のためであったり、人のためであったりといった意識が、なんとなくではありますが存在していたように思うのです。
 「どうして学ぶのか」「なぜ学ばなければならないのか」「学んだらどうなるのか」等々は、いつの時代にあっても自問自答されてきた課題です。今は、「自分のため」という期待感が多数を占めているようですが、これとても自分のためにだけだったらこんな苦労はしたくないという声が聞こえてきそうです。目の前の辛さからの逃避や甘えもあるのでしょうが、進路や生き方の曖昧さが起因しているように思います。子ども自身の現在、その先にある将来等々を連鎖的に眺めさせていけば、その目的はひと所に止まらず、自分自身のためであったり、人々のためであったり、世の中のためであったりという環状の中に自分が存在していることに気づいてくれるのではないでしょうか。また、現代の子ども達だからこそ、地域社会の温かさとともに世の中の仕組み、光と影(例えばケイタイ)、現実の厳しさなどへも徐々に目を向けさせ、視野を広げさせる営みが大切になっているように思われます。
 そのためには、子ども一人一人に将来、どんな生き方をしていくのか考えさせる時間と機会が大切になってきます。子どもの年齢を問わず、お父さんお母さんの出番です。是非、ご自身の生き方、人生訓、苦労話など諸々を語ってあげてください。そのことが子どもにとって貴重な生きる糧になります。学校教育と連携しながら、確かな学力と豊かな心、適切な生活習慣などを基盤として、たくましく成長する我が子の姿を描く保護者の皆さんの心意気もまた大切です。


子育ては信じる心で 〜ピグマリオン効果〜
平成22年6月4日発行

平成22年度が始まってほぼ2ヵ月。一年生児童もすっかり学校生活に慣れ、伸び伸びとした学習・生活ぶりが一層目に付くようになりました。今、子ども達は6月12日(土)の運動会開催に向け、それぞれの目標をしっかり持って、練習や準備に懸命に取り組んでいます。運動会当日は、沢山の保護者や地域の皆様にご声援をいただく中で、一人一人の力を精一杯発揮してくれるものと期待しています。さて、話は変わりますが、ピグマリオン効果という言葉を聞いた事があると思います。簡単にいえば、「おまえはいい子だ」と言い続ければいい子になり、「おまえは悪い子だ」と言い続ければ悪い子になる……という教育心理学や教育方法学で有名な説です。この説について、アメリカの学者は、とんでもない実験をしたとの話があります。

 ある大学の有名な教育学者とその弟子達が、ある小学校で数か月にわたって子ども達の学力診断活動をした後、一枚のリストを学校に残しました。そのリストには、将来学力を大きく伸ばすに違いないという子ども達の名前が並んでいました。つまり、その子ども達は、一流大学の有名な教育学博士から、「間違いなく学力を伸ばす」というお墨付きをもらったことになります。ところが、その学校の先生達は一様に首をかしげていました。優秀な子どももいるのですが、全くそうでない子もたくさん入っていたからです。さて一年後、総合学力テストが行われました。その結果……。リストにのっていた子ども全員が間違いなく学力を大きく向上させていたというのです。驚いたのはその学校の先生方です。驚くべき博士の眼力と診断研究の奥の深さに感銘を受けたそうです。

ところが、このリストは全くのデタラメだったのです。サイコロをふって適当に名前を並べただけだったのです。この子達の学力を向上させたものは、間違いなくその子を見つめる「他人の眼」だったわけです。一年間、そこの教師達は、その子ども達を「才能のある向上する子」と見てきただけで、学力が向上したのですから恐ろしくなります。そして、それが反対だったら……、つまり、もしこれが、「学力が落ちる子」のリストだったら、一年後、どのような結果になるか…。それこそ、そら恐ろしくなります。ギリシャ神話の中のピグマリオンから名付けたというこの効果は、その後、教育の中のいろいろな場と形で取り入れられてきました。日本でも、実験や研究が行われ、今では、「叱るよりほめよ」「信じないより信じよ」の考え方は、教育上のひとつの可能性として定着しています。

しかし、普段の私たちは、わかっちゃいるけどついつい……というのが正直なところかもしれません。もちろん、今の子ども達にこれだけで通じるのか?過度の期待が子どもの負担にならないか?との疑問も間違いではありません。しかし、学校生活はもとより日常の家庭生活においても、子どものよさを見取り、意欲を高める声かけ等をしていただくことは、それぞれの子どもの良さや可能性を伸ばすことに直接繋がっています。時折、このピグマリオン効果の話を思い出していただければ幸いです。


新学習指導要領
来年度から本格実施
〜外国語活動は今年から年間35時間実施します。〜

 さて、平成23年度から新しい学習指導要領が全面実施となり、高学年ではこれまでの教科等に加え「外国語活動」が本格的に始まります。本校でも移行期間としてこれまで「英語活動」の計画づくりをすすめてきました。この学習は、担任の先生やALTの先生などと共に、簡単な「英語」を遣った表現活動やゲーム等をしながら、子ども達のコミュニケーション能力を高めていくことがねらいです。すでに日常の中で英語がかなり入り込んでいることを考えると、現代の小学生は外国語に対する親しみの度合いがかなり高いと思われますが、少しでも工夫を重ね、輝く子ども達の笑顔いっぱいの学習活動にするための努力を重ねなければと考えているところです。

ところで、これからの子ども達は、間違いなく国際化の時代を生きていくことになります。また、外国に行ったり、日本に来た外国の方と接したりすることは当たり前のことになります。そこでは、国際語(例えば英語)を使わなくては、他国の文化や伝統、習慣を理解しながら、一緒に仕事をしたり暮らしたりしていけなくなる時代になると言われています。

同時に、「国語・日本語をおろそかにしてはいけない」という指摘があります。英語はアルファベット26文字を綴って単語を書き表すことができます。その数は10万以上と言われます。一方、日本語は漢字を使うところに大きな違いがあります。ある外国の人は、英語には漢字のような文字はありませんが、イギリス人やオーストラリア人でさえ難しい言葉があると言っています。それは、例えば「diameter」(円の直径)、「radius」(円の半径)だそうです。日本語では、「直径」は「真っ直ぐなこみち」、「半径」は「半分のこみち」と漢字で書き表しますので、半径は直径の半分の長さだな、と分かります。しかし、英語の場合は綴りが全然違いますから、この2つの言葉が直径と半径の関係にある言葉であることすら分かりません。このようなことで、漢字をもつ日本語は難しいが大変良い意味をもった国語だと言うのです。

 日本人の国語力(かなや漢字を正しく使える力、読み取る力)を土台にして、国際人としての英語力(外国人と意思を通わせる会話力)を、そして、国際理解力を益々高めていく時代が来たと言ってよいでしょう。


春の遠足 帯広動物園
楽しい一日となりました。

 5月25日に予定していた春の遠足は、天候不順のため5月31日に延期して行いました。当日は雲一つ無いすばらしい天候に恵まれ、帯広動物園で楽しい一日を満喫する事ができました。午前中は園内の様々な動物を見てまわり、カバが上手(?)にえさを食べる様子や、白熊がなぜか鉄製のドアを激しくパンチしている様子などを観察することができました。また、動物との触れ合い体験では、子ども達一人一人が膝の上にモルモットを乗せてもらい、飼育員の方からモルモットについて色々なことを教えてもらいながら、動物達との触れ合い方を学ぶ事ができました。

 お弁当を食べた後は、園内の乗り物(遊具施設)で、あらかじめ計画していた遊具に乗り、黄色い歓声を上げながら存分に楽しみました。


平成22年度入学式
平成22年4月30日発行
 今年も元気な新一年生3名が入学してきました。入学式ではしっかりとお話しを聞いたり、名前を呼ばれると元気にお返事をしたりと、3人が一生懸命がんばっている姿がとても印象に残りました。また、入学式後の歓迎集会では、歌やゲームを楽しみ、全児童・職員が笑顔いっぱいで爽やかな一年のスタートをきる事ができました。
 入学式の挙行にあたり、多数のご来賓、地域の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、緊張感の中にも心温まるすばらしい式とさせていただきましたことに、心から感謝申し上げます。今後とも、本校へのご支援とご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


平成22年度 西中音更小学校の経営にあたり

 学校経営にあたって、こんな抱負を持っています。
 教育は子どもの可能性を引き出し、育て、未来に繋げる営みです。私はその理念の下、安全と信頼、豊かな自然や温かな地域の中で、子ども達に基礎基本とともに人としての豊かな心身を育み、自らの可能性に挑み続ける「子どもの夢ゆ思い」を育てることに全力を注ぎます。
 そのためには、学校(教師)は、確かな実践力を身につけ、一人ひとりの良さや課題を見とり、具体的な手立てをもって「生きる力」の育成にむけた日常実践にあたらなければなりません。また、不断の学校改善に努め、子どもの成長を具体的な成果として説明し、保護者や地域の皆様と共に響きあう活力と透明性を兼ね備えた教育活動を展開することが不可欠だと考えています。同時に、学校が組織体として機能するということは、一人ひとりの職員が経営参画し、切磋琢磨しつつ、自らの仕事や役割に誇りを感じ、全教育力を学校の教育目標に束ね、それを子どもの学びに繋げることであります。私は子ども達のために、そんな協働体制を築くことに努めます。
 教育公務員としての責任を自覚し、子ども達の夢や可能性を開き、幸せな人生を歩むためり素地を培うために、全教職員が一丸となって不断の努力を続ける所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 こんな学校の姿を目指します。
(1)子どもが自分のよさや可能性を見出し、さらに自ら高めたくなる学校(楽しい・よが輝く)
(2)保護者や地域・関係機関が応援したくなる学校(信頼・連携・協働)
(3)教職員が学校経営に参画したくなる学校(働きがい・プロ意識)


 平成22年度 経営の重点
 子ども達の夢と希望を育む教育活動の創造
 〜子どものよさを生かし、自ら学ぶ力と豊かな心を育む心を育む〜


 具体的には下記のことに取り組みます。
◎確かな学力を育成します。そのために、
(1)学び方と学び意欲を育む教育課程を編成・実施し評価と改善に努めます。
(2)達成感や成就感を育む学習指導の充実に努めます。
(3)複式校の特性を生かした指導の充実を図ります。


 ◎豊かな心と健康な体を育成します。そのために、
(1)心を育てより良い生き方を追求させる道徳の授業改善と充実を図ります。
(2)人間関係を育み、自主的・実践的な態度を育てる指導を重視します。

(3)認め合い・支えあいを大切にし、個々の子どもに自己存在を味わわせる校風づくりに努めます。
(4)人権尊重と進んで自他の健康・安全の保持増進を図る指導を進めます。


 学校の教育力や組織力の向上に努めます。そのために、
(1)組織体として機能する体制づくりと全教職員の総意工夫を生かした協働実践を展開します。
(2)授業力や組織力を高める、学校内・外に開かれた職員研修を推進します。
(3)地域に根ざし、地域との協働による教育実践を進めます。
(4)学校内・外での子どもを守る危機管理を努めます。
(5)子どもの心を育てる学校・地域環境づくりを進めます。